||ω・) マダマダイケルカ!?

というわけで4日目の店長こともちはだです!おぬおぬ!

ひそやかに軽やかに!

4日目もこうなんか文書は続くよどこまでも!!

part 1

part 2

part 3








 一次審査通過者が決まった夜。

 ひそやかに悪意は満ちていきました。

 王妃候補ともなれば末は国の要にもなる人物。

 例え候補であっても。

 いや候補であるからこそ。

 恣意的に操れる可能性がある存在が絞られた、ということだったのです。

 金、権力。

 何よりも繁栄。

 それらは候補に選ばれた女性を容易に縛り上げました。

 ある者はギルドに飲み込まれ。

 ある者は村落に組み込まれ。

 またある者は貴族の後ろ盾を得。

 王様や王子様の願いも望みも今となっては悪意の交差しか生み出していませんでした。



 ツンデレラは合格の知らせを持ってきた村長にこういいました。

 「私は申し込んでおりませんし、参加は致しません

  私は父と過ごす今の生活で十分に満足していますから」

 しかし村長は一歩も引きませんでした。

 「お前がいまさらどういおうと王の目に適ったのだ!

  それを覆すという事は我々の顔をつぶすという事だぞ!!」

 村長の顔はまるで茹蛸のように真っ赤になっておりました。

 「断るなら断るがよい!

  その代わり貴様ら親子には何も売らず何も与えないぞ!?

  村で家族だけで生きる覚悟があるか!!」

 この言葉に烈火のごとく父親が激昂しました。

 「なに村長!

  貴様達が家の娘を政略の道具として勝手に選んだだけだろうが!

  道理が通らぬ事を言うならば村長の座にいつまでも座れると思うなよ!!」

 そういうと父親は厚手のガウンを羽織、家を出て行こうとしました。

 慌てたのは村長です。

 父親は王宮に出入りする身。

 このことを騎士にでも漏らされたら、村の存続問題になるでしょう。

 また村でも信用のあるこの親子を追放しようなどした日には逆に自らの首を絞めかねません。

 「私は私の家族を

  妻の残した娘を守るためならば覚悟を決める!

  私が扉の外に出るか!

  詫びて帰るか!

  答えろッ!村長!!」

 父親の正論。

 そして自らの思惑が潰えたことを知った村長は

 「いや!初めから冗談だったんだよ!!!

  すべて冗談!!

  はははっはは!」

 というと荒々しく帰っていったのでした。

 
 「お父さん…すみません…」

 ツンデレラは今にも泣き出しそうでした。

 王子様を村人の思惑で困らせたくない。

 ただそれだけのために断ったのを父親は悟ってくれていたのでした。

 本当は飛び跳ねるほど嬉しい事でした。

 王子の傍にずっといれるなんて夢のようでした。

 でもそれをかなえようと努力すればするほど。

 私は。

 そして私を応援する人たちは。

 終わらない泥沼のような争いに足を踏み込むのでしょう。

 そして汚れきった私は王子の横に立つ資格なんてないでしょう。

 だから断らざるを得なかった。

 ぽん
  
 父親の手が優しくツンデレラの頭の上に置かれます。

 「俺はお前がいてくれたからこれだけ幸せなんだ

  だから

  お前も望むまま、一番のまましたいことをしなさい

  あとの始末は任せなさい」

 どこまでも笑顔で。

 思惑さえなければ。

 悪意に塗れさえしなければ。

 本当は王子を支え、守るために…

 この日ツンデレラは誰のためでもなく自分が望むまま。

 選考会に出ることを決めたのでした。

(つづく)
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  by motipanda | 2012-02-25 18:43 | MOE:

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