||ω;)カキナオシ2回目

うっかりEscキーを押した店長です…オッスオッス…

悔しいが天に召した文章は帰ってこない!

あの第一稿はよく出来てた!

全人類が涙し、アメリカ興行収益NO1(歴代)が狙える内容だった!

ぐぬぬぬぬぬ!

とビッグマウスを展開しつつ涙をぬぐってセカンドアタック!

part 1

part 2

part 3

part 4

part 5

part 6

part 7

part 8



二人が避暑地に向かう少し前のこと。

王子様を乗せた馬車は避暑地に到着しようとしていました。

ですが王子様の顔は曇ったままでした。

20人もの女性の人生を王族という力で強制する。

それは王子様にとって傲慢に思われました。

確かに王族として妻を娶る義務はあります。

ですが。

それは今でなくてはいけないのでしょうか。

この世の中に正当さを正す立場の人間が正道を行かずしてどうするのでしょう。

この話しはなんにせよお断りしよう。

20人もの本質は自分には見極める事なんてできないだろう。

そう王子が馬車の中で心を一層曇らせていると馬車が止まりました。

「なにかありましたか?」

王子様は御者の横にいる近衛に尋ねました。

「後方より早駆けの一頭立ての馬が近づいています

 さきほどよりその馬の乗り手が緊急停止の信号を送ってきまして…

 軍の間でしか使われない合図ですから念のために停車することにしたのです」

近衛の返事を聞き、益々王子様の顔は曇りました。

きっと大臣からの急ぎの手紙でしょう。

それは間違いなくこの行事に関連する事でしょう。

そして間違いなく何かが起きたという知らせでしょう。

ふぅ

王子様は誰にも気づかれる事なく、ひっそりとため息を漏らしたのでした。


早馬は近衛側に馬を止めると手紙を差し出しました。

「大臣様より火急の報告書であります

 急ぎお受け取りいただきたい!」

近衛は不審物がないか確認したうえで王子様に丁寧に差し出しました。

王子は早馬の乗り手に感謝の意を告げ、先に避暑地に向かい休息をとるように告げました。

いったいなんでしょうか。

ペーパーナイフで封を開けると、その中から羊皮紙が出てきました。

羊皮紙には大臣の速記文字で要約すると次のように書かれていました。

「20人の候補者のうち2名を除き、奇病にて床に伏せており不参加と相成りました

 大変不本意ですが行なわざるを得ませんが御身に十分な注意を払ってください

 なお参加した2名はヤンデレラとツンデレラと申すものでございます

 ツンデレラとヤンデレラの素性ですが…」

なるほど。

やはり身の回りで何か術枢権謀が張り巡らされたのでしょうか。

この行事に対し、利益を得ようとするもの同士が潰し合ったことでしょう。

今だこの国にも一枚岩を割ろうとするものがいるのかもしれません。

自分がその範を示さないといけない立場なのだ王子様はと心を引き締めるのでした。

しかし一緒についてきたこの大臣が自ら調べ上げた身上書ですが。

なんと精密で正確なのでしょう。

さすが中立と公平さに定評のある大臣です。

ツンデレラとはなんと強い芯と正道を行く女性なのでしょう。

きっと彼女は今までその性格で損をする事も多かったのでしょう。

ですが周りの人間からその真っ直ぐなところと真面目な部分が指示されているのでしょう。

でもきっと彼女は甘え方を知らないのかもしれません。

まるで自分のように。

いつか誰かに甘えたかった自分と同じ気持ちを持っているのかもしれません。

なんだか彼女の事を思うと胸が苦しくなるような気がします。


ヤンデレラもなんと不遇なのでしょうか。

尽くして尽くして誰からも受け入れられない。

そんなことが許されるのでしょうか。

きっと彼女は誰かから誉めてもらいたいのでしょう。

感謝してほしいのでしょう。

そんな大げさな言葉ではなくただありがとうという言葉すらももらえない。

自分はそんなことを体験した事もありません。

ですがそれは王族という肩書きにみんなが従っているだけかもしれません。

本質の部分では彼女と自分は同じなのかもしれません。

ずっと抱えていた不安が今はっきりとわかった気がします。

ヤンデレラにも王子は興味がわき始めました。

この手紙は福音だったのかもしれません。

王子様は二人のはなしを聞くのが徐々に楽しみになってきました。


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ミッション3【王子のお願いを聞け!】
      
      <ミッション内容>
       妻候補のヤンデレラとツンデレラについて教えてほしい!
       実際に二人と話して人柄を捕らえよ!
       10名の意見を求める!

      <ミッション結果>

       失敗


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王子は二人が避暑地に着いたという話を聞き旅人や村人に噂を聞いてあるきました。

ですが詳しい話を知る物はいませんでした。

仕方なく王子は近衛兵に命じました。

「私が表に出過ぎると不要な混乱を招くでしょう

 ですから大臣達には内緒で二人について調べていただけないでしょうか

 無論命令ではなくお願いなのですが」

そう王子様が言うと近衛はこういいました。

「私は王子様のそばに仕えることが使命ですからお受けしかねます」

その返事を聞いて王子の顔は曇りました。

「ですがー」

しかし続きの言葉を聞いて王子の表情は変わりました。

「私にはこの村に部下や忍び働きが得意な『友人』がいまして

 勝手に二人の情報を集めて私に報告してくる事がありましょう

 私は近衛ですから、今後守るかも知れぬ方の事はよく調べる義務があります

 無論私は王子のそばから離れるわけには行きません

 ですから王子のお耳を汚す事になるかと思いますがご容赦いただけますか?」

近衛はウィンクすると最後に笑顔でこういいました。

「王子様、こういうときは『聞かなかった』というもんですよ」

それを聞くと王子様は深々と頭を下げました。

「確かに聞かなかった

 だから私の独り言になるかもしれないが…ありがとう!」

こうして二人の事を調べる者達が町に立つことになったのでした。

(つづく)
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  by motipanda | 2012-03-01 20:33 | MOE:

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