||ω・)ノ 採掘からタダイマー

というわけで14時間ほど採掘していたもちはだですオッスオッス!

いやあやはり採掘は楽しい!

というわけでやることやったし!

ツンデレラとヤンデレラ最終話前半戦はーじまーるよー!

part 1

part 2

part 3

part 4

part 5

part 6

part 7

part 8

part 9





カーン カーン カーン

王族の避暑地に時刻を知らせるのではない鐘が鳴り響きます。

それを合図にしたかのように町に人々が溢れました。

なんだなんだという人々の声を押しのけて衛視の大声が響きます。

「ただ今より王子の婚礼相手の二次選抜を行なう!

 祝福したい者は王族避暑指定地、衛視待機所前に来るがよい!」

なんということでしょうか。

町で噂になっていた行事がここで行なわれるなんて!

それに王族が平民を見初めるなんてことになれば前代未聞の大事件です。

生涯に渡る自慢になるでしょう。

なにより王子の一番幸せな瞬間に立ち会えるなんてなんて素敵なんでしょうか!

人々は取る物もとりあえず、我先に見物に向かうのでした。


王族の秘書指定地に建つ避暑宮は王子の私邸であるため最低限の質素なものでした。

そこの一階は急遽会見の間に改装されていました。

王子は壇上からツンデレラとヤンデレラを見ていました。

ツンデレラは白を基調としたシンプルながらもツンデレラによく似合う清楚なドレスでした。

ヤンデレラは逆に赤を基調とした鮮やかで艶やかなドレスでした。

どちらもそれぞれを見事に引き立てています。

ほう…!

近衛や見物客からも思わず吐息が漏れていました。


もちろん王子は会見の前に近衛兵から二人の事をしっかり聞いていました。

そこには大臣があえて外した二人についての瑣末な悪評も含まれていました。

ツンデレラは素直に感情がだせないゆえに。

ヤンデレラは自分のしてきたことが回りに受け入れられなかったがゆえに。

誤解から生まれた意見が悪評につながっているように王子には感じられました。

ですが。

その悪評も二人の女性としてのすばらしさが際立っただけでした。

報告書を読めば読むほどに、二人の女性に自分が惹かれているのを王子は感じていました。

きっとどちらの女性であっても真剣に交際が出来るほど、自分は彼女達に恋をしているのでしょう。

ですがどちらが上か、そこまではっきりとまでは決断はできませんでした。


「では最終審査を行なうものとする!

 審査官前へ!」

そう大臣が言うと審査官と呼ばれた20人ほどの市民が入室してきました。

「彼らは市民に紛れ、二人と接する中でどちらがふさわしいか見極めてもらった

 彼らには一枚ずつ投票用紙を渡す

 ただ今から投票でどちらが指示を多く集めるかはっきりさせたいと思う!」

大臣の手から直接投票用紙を審査官に配られました。

彼らはどちらかの名前を記載して用紙をたたみ投票箱に入れました。

10分ほどの後。

審査官の中から一名が出てきました。

「我々審査官の結果、僅差ではありましたがヤンデレラさんのほうが指示をされました

 ヤンデレラさんについての審査官の報告を申します

 怪我をした少年の手当てを行なったり、病気の老人に薬を処方しておりました

 報酬は最低限しか受け取らず、非常に感謝されておりました

 ツンデレラさんのほうは動物の手入れについて馬主たちにその技術を伝え喜ばれていました

 他にも牛乳の新しい調理法などを主婦達に伝えて歓迎されていました

 よって今回の我々の結論といたしましてはほぼ同位

 ただしヤンデレラさんのほうが一歩踏み込んで認められていたというものになりました」


それを聞いた王子は悩みました。

この場合どちらに優劣をつけるわけにも行かぬでしょう。

ヤンデレラを選ぶべきか。

それともツンデレラを選ぶべきか。

どちらにしても後悔してしまいそうに思えました。

大臣のほうを見ると、王子と同じく渋い顔をしていました。

王子ときっと同じ事を考えているのでしょう。


大臣は考えていました。

調べれば調べるほど、二人は奇病の原因ではないと考えるしかなくなっています。

それどころか民でも有数の美女であり、また精神的にも貴族のそれより純粋で輝かしいといえるでしょう。

王子に対する思いも仕立て屋の報告書によれば嘘偽りのない本心でした。

王子の成長を見届けてきた大臣には王子はまるでわが孫のようでした。

絶対に彼を守り抜く。

それが国の礎として生きる決意につながっていました。

今こそこの国は新しい一歩を踏み出すために変わらなければならないのかもしれません。

そのためには。

王子自身が選ぶ必要があるのです。

どちらかを決めるのか。

二人とも断るのか。

その選択を見守るのが今の私の使命だ。

そう覚悟を決めて大臣は苦渋の決断を下したのでした。


「では王子

 決断が出来ましたら発表をお願いします」

大臣が王子に言います。

あまりに急かしてはないでしょうか。

一日考える時間があってもいいのではとも思えます。

逆に時間をかけすぎれば迷いは益々募るのではないかという不安もあります。

しかしここまで民に協力を求めている以上、何も結論が出ませんでしたでは納得がいかないでしょう。

なにより。

このような形になったのは王子自らの希望があったのですから結論は必要でしょう。

王子は二人のほうを見ました。

ツンデレラは王子をじっとすがるような目で見ています。

ヤンデレラは祈るように両手を合わせて目をつぶっています。

自分の決断はいまだはっきりしていません。

二人を選べるならば選びたいものです。

ですが一人の夫に一人の妻。

国の主たる血脈の末が、あろうことか国の法律を犯すわけには行きません。

その言葉が王子をなお苦しめていたのでした。

異様な緊張感が広間を包みます。

握った手のひらの中がじっとりと汗ばむほどに。

王子も大臣もそしてツンデレラもヤンデレラも進退窮まっていました。

皆きっかけを待っていました。

口を開く、解決策が見える、そんなきっかけを。

そのときです。

バーーーーーーーーーーーーン!

扉が激しく開かれました。

そこを見ると逆光で見えづらいですが誰か2人います。

明らかに仁王立ちをしているたくましい男。

不思議な服装ですが存在感をアピールしている女。

彼らは大臣や王子はもちろんの事、見物にきていた市民の一人ひとりに染み渡るような声で言いました。

「<◎> <-> 話は聞かせてもらった!

           おーーーほっほっほっほ!」

嗚呼!いったい彼らは誰なんでしょうか!?


(つづく)
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  by motipanda | 2012-03-03 18:43 | MOE:

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