シンクロからせっつかれている

店長こともちはだですオッスオッス!

というわけでリアルがデラ忙しくて更新をさぼったらシンクロからせっつかれました

シンクロ曰く

「毎週金曜日更新ですね!」

との由


というわけで仮面ライダーシンクロは金曜日に出来るだけ更新します

んまあ忙しくなったら休みますのでお気楽ご気楽でお付き合いくださいませ

というわけで久々の仮面ライダーシンクロ更新開始!





すっくと天を指して立ったその姿はまごうかたなきコグニートの実験体だった。

細いすらっとした筋肉もない体。

産毛一本も残されていない頭。

生物や異形の素材と合成したにもかかわらずその姿は驚くほど元の種族のままだった。

その指をビシッとホタテマンに突き刺すと000210は叫んだ!


「ふふふ!こんなピンチに主役!僕参上ですよ!

 このゲス貝殻男!

 この僕のスタイリッシュキックで死ぬがよいのです!

 とうぅ!!!!!!!!」


000210が手術台から跳躍してキックをホタテマンに叩き込んだ!


ぐきり。

あ、かなり鈍い音がした。

ごろごろごろごろ

000210は足を押さえて地面を転がっている。

角度かそれとも硬度か。

確実にいえるのは自爆したという事だ。


「この卑怯者!

 主役のキックを食らったら爆発するぐらいはしましょうよ!

 この私の足の分の痛みは100倍返しですよ!

 くらえ主人公パンチ!

 とあぁあ!!!!!!!!!!!」


みしり。

000210は拳を抱えてうずくまって震えている。

よほど痛かったのかかなり涙目だ。

どうしよう。

こいつ能天気すぎる…!



「ネズミは二度噛めばライオンをも倒す…

 有名な平安ハイクです

 ヤンナルネ」  

あまりの出来事にあっけに取られていたホタテマンがシンクロに迫る!

くそっ!

こうなったらアレをつかうしかない!

「000210!

 右手を相手に突きつけて叫べ!

 時間を稼ぐんだ!」

000210に向かって移動しつつ指示を出す。

000210は頷きながらホタテマンに右手を突き出す!

「なにかを食らうといいのですよ!てりゃ!」

バシュッ!バシュッ!

圧縮された冷気が右手から射出される!

パキパキパキパキ

放出された冷気を浴びたホタテマンは凍り付く!

「おおお!僕かっこよすぎですよ!!」

大喜びの000210が発射したのは圧縮式擬似アイスボール。

この武装はアイスボールの性能を破壊ではなく固定に特化させたものだ。

氷結は30秒も持たないが今はその30秒が必要だ!



俺は立ち上がると壁のエマージェンシーボックスを叩き割った。

中のバッグには「俺の想定する」緊急事態に備えて準備した物が入っていた。

一見無骨なベルトである。

その上試作品である。

だが。

この状況ですべてを解決するには000210に使わせる他ないだろう。

「000210!コレを使え!」

ベルトを000210に投げて渡す!


がちゃり

「ぬ?

 これはなんですか?」

000210はきょとんとした顔で思わず取ったベルトを眺めている。

「詳しくは後だ!

 それを腰に付けろ!

 バックルを開け!変身して戦う姿になるんだ!」

残された時間はもうおそらく残り10秒もない!

000210は握ったベルトをただじっと見ていった。

「あのですね

 僕は00なんとか言う名前は気に入らないのですよ」

バキバキバキ!

ホタテマンの体を覆う氷にヒビが入っていく!

くそっ…間に合わなかったか…!!

「僕はさっきあなたがいったシンクロなんとかとかいう言葉のほうがお気に入りですよ

 僕は数字での存在じゃなくここに立っているのですから!」

ババッ!

000210がベルトを腰に装着!

そして…胸の前で勢いよく腕を交差させる!

あまりにも自信に満ちたその姿で彼は叫ぶ

「だから僕は僕であるために戦います!

 信念に生きる改造コグニートとして!

 僕は今この瞬間から…

 仮面ライダー シンクロです!

 変身ッ!!!!!!!」



まるで時が止まったようだった。

起動させたベルトのバックルから光があふれ出す!

バシュッ!

氷結の溶けたホタテマンが殻をシンクロに向かって射出!

シャーッ…

だがその殻はベルトから放たれる光の中霧散する。

光は収束してシンクロを覆う。

まるで何かの甲虫のような鎧武者のようなシルエットが見える。

腹部からまるで菌糸に侵食されるがごとく。

変身して行く。

異形を超え、既知を超え。

その先にあるナニカに。


カタン

俺の口からパイプが落ちる。

予定と違った。

一言で言えばこうなる。

シンクロのコアと強化装備の相乗効果で暴走。

不完全なコンバインに変化させるつもりだった。

不完全なコンバインコアと装着型強化装置の相乗効果。

それによるエネルギー暴走による爆発。

この基地を存在もろとも消滅させるに十分なエネルギーを生み出す。

その爆発が目的だった。

忌まわしい研究も自分もイーゴもなにもかも消し飛ばすつもりだった。


しかしその爆発のためのエネルギーはシンクロの肉体に強靭な鎧を纏わせた。

暴走するはずのコアはシンクロが鎧を使いこなせる力を生み出していた。

計画は完全に失敗だ。

いや違う。

完全「な」失敗で生み出された、だ。

もし一つだけ希望があるとするならば。

シンクロと名乗った彼の人格はホタテマンを敵と認識した。

運命とかいうものがもう少し期待することを許してくれるならば、彼が戦い続けてくれる事を望もう。

それが今起こりえる最大の奇跡なのだから。

【つづく】
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  by motipanda | 2012-04-13 23:44 | 仮面ライダーシンクロ

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